ここで歯周病とプラークについて簡単な実験を行ってみたいと思います。
歯周ポケットを全然持たない人（当院の歯科衛生士さん）と持っている人（つまり歯周病の患者です当院の歯科技工士さん）では
プラーク（歯に付いてくるバイキン）はどれ位、ちがうでしょう？
始め両方とも目で見える所を徹底的に磨き残しがないように落とします。その後磨かないで
７時間後です。もちろん食事、間食（どら焼き）取ってます。バイキンの付きを示す染め出し赤は付いていません。

２８時間後です。２８時間（その間普通に食事してます。ケーキもたくさん食べたそうです。）全然磨いていないのにポケットが無い方の場合、この位のつき具合です。

しかしこの歯周病の人（当院の技工士さん）の場合
僅か６時間後です。結構プラークは付いてきました。
しかも薬液で磨いた６時間後なのにです。この人のポケットの最深部は

７ｍｍあります。
結論：一旦ポケットが出来たら細菌は落としにくくつまり治り難くなってしまう。
治すためには短時間毎のブラシによるプラーク落としが必要でーす。